ローマ数字の書き方

ローマ数字を書くときの注意

ローマ数字は、機種依存文字のため、使うときは注意が必要です。機種依存文字とは、OS等の環境が異なる間で互換性がない文字の事です。例えば、Windows では読めるけど、Mac では読めない等、携帯電話に使われる文字の中にも、機種依存文字が存在します。よって、機種依存文字は、違う環境で使うようなファイルでは、使わないのが推奨されており、ローマ数字もその中の一つです。

TeXファイルを編集するときは、普通にローマ数字を打ち込めますが、特にPDFファイルに変換すると、ローマ数字が見えなくなるケースが多いです。これは通常よく用いられているプロセスでPDFに変換すると、機種依存文字が上手く表示されなくなってしまうためです。

よって、ローマ数字は、アルファベットを用いて表すのが無難です。1から10まで、アルファベットを用いてローマ数字を表すと、I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、X となります。例えば

\documentclass{jarticle}

\begin{document}

I、II、III、IV、V、VI、VII、VIII、IX、X

\end{document}


とTeXファイルを編集し、PDF表示させると、romannumerals1.pdf(PDFファイル)となります。
2009/04/20 更新